大涌谷付近で火山性地震が多発 気象庁は原因を何と説明した?

近頃、世界各地で地震が多発しています。
ここ日本でも前兆が起きてますね。
用心が必要です。

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気象庁が5月3日、箱根山の大涌谷(おおわくだに)付近で地震が増えていると発表した。規模の小さな水蒸気が突発的に噴き出す危険性があるため、箱根町は4日から大涌谷周辺の遊歩道「大涌谷自然研究路」を大涌谷の直径約300メートルの範囲で、周辺のハイキングコースも半径3キロの範囲で、それぞれ閉鎖した。

気象庁は4日、機動観測班を現地に派遣。午前9時から約1時間、火山活動の調査を行った。FNNニュースによると、調査では噴気口の1つから、通常よりも強い噴気が出ていることがわかり、地中内の圧力が高まっている可能性が考えられるというが、噴火などの兆候となる地熱の上昇は見られなかった。気象庁地震火山部火山課の鳥巣啓多氏は「今後も調査を続け、地震のデータと照らし合わせるなどして対応を検討したい」と話した。

毎日新聞によると、大涌谷近くの地下の浅い場所では、4月1日から5月3日午後3時まででマグニチュード2未満の弱い地震が149回の観測されたとされる。2014年9月に起きた御嶽山の噴火でも、事前に群発地震が観測されていた。

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5月4日に放送された日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」に電話出演した気象庁火山課の菅野智之・火山防災情報調整室長は、「マグマによって熱せられた地下水が、不安定になっている」ことが頻発する地震の原因だとコメント。ただし、現在は大噴火の兆候は見られないと話した。

箱根山は約3000年前に、地下のマグマが吹き出す「マグマ噴火」を起こした活火山。大噴火でできたカルデラをつくる外輪山に、箱根町がすっぽりと囲まれており、この外輪山の中の中心部に、「黒たまご」で有名な観光名所の大涌谷がある。

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大涌谷を見渡せる観光施設には4日も大勢の観光客が訪れているが、周辺の半径およそ3キロの範囲にある登山道やハイキングコースを閉鎖。一方で、それ以外の箱根の観光施設や温泉などは、規制の範囲に含まれていないため、ロープウェイや自動車道への影響はない。

2014年10月にテレビ朝日系の「ビートたけしのTVタックル」に出演した地震学者の島村英紀氏は、「箱根山は近い将来、大規模噴火を起こす可能性がある」と指摘しながらも、それは、地球46億年の長い歴史からみた「近い将来」であるとコメント。3000年前の大噴火も地球にとっては短い期間であるとし、実際にいつ噴火するのかの予測は難しいとした。

この番組に出演した、箱根山の活動を24時間監視する温泉地学研究所の竹中潤氏は、箱根町ではハザードマップを用意し公式サイトで公開していることを紹介。しかし、「ハザードマップの存在がどれだけ観光客に周知されているかとなると、ご存じない方も多いかと思う。実際に登っている方に伝える方法の整備が必要」と話した。

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